Diary 2009. 7
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7月2日 (木)  もう 半分

7月です。
今年も半分終わりました・・・
早いです!速いです!

忌野清志郎さんが亡くなり マイケルジャクソンも・・・

青春の明かりが落ちたよう
そんなに ファンだったの?と聞かれると正直そうでもない
でも あの頃はやっぱりよく聞いていたし・・・
バンドもしていたし

もう 生であの独特な歌声が聞こえないのか・・・そう思うと寂しい気持ちになります。
じゃあ ライブにでも行ったのかと聞かれると・・・そうでもない。

勝手なものです。

いつでも・・・と思っているものがだんだん消えていくと
それは 永遠ではないことに気付きます。
でも消えては また新しいことを迎える期待や 楽しみは忘れてはいけませんね

いろんなことの積み重ねで時間が出来ていく・・・

そんな絵本が「つみきのいえ」

アカデミー賞短編アニメ部門でも受賞したこの作品
時代設定や場所は分からない

海面が上昇し水没しつつある街に一人残り、
「積木」を積んだような家に暮らしている老人が
海面が上昇するたびに、上へ上へと家を建て増しするのだけど
これは 珊瑚も同じだと聞いたことがある。

珊瑚も海面が上がるたびに少しずつ日を浴びようと海面近くに成長するのだとか
ただそれと違うのは この爺さんはお気に入りのパイプを落とし
それ拾うために彼は海の中へと潜っていき、
かつて共に暮らしていた家族との思い出を回想していく。

生きていくために前を見ていくことと
後ろを振り返り思い出に浸ること
これが出来るのが人間と珊瑚の違い・・・。

一枚一枚丁寧に描かれた絵は何ともノスタルジックなんだけれども
生きる力を感じる作品です。

「生きる力」を感じたのは 
辻井伸行さんの「debut」

ご存知の方も多いと思いますが
先月 ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝した
全盲のピアニスト

テレビで演奏を聴いて すぐにCDを購入しました。
穏やかで繊細で 大胆で力強くて
ピアノに関して まったく詳しくはありませんがそう感じました。

CDが届いてすぐに聞きました。
彼が全盲だからというわけではありませんが
目を瞑って聞きました。
彼の世界観が こんな私にも伝わってくる演奏。

私も強く生きていこうと感じるのでした。







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7月5日 (日)  櫻子さん「おひろめ展」

梅雨空が続いていますね
でもこの後 暑い夏が来ると思うと
楽しみなような 怖いような・・・
でも 「夏」という言葉はワクワクさせられます。

そんな ワクワク感を持たせてくれそうな
櫻子さんの「おひろめ展」が 新しい鎌倉のアトリエで7月15日までおこなわれています。

展覧会の数日前に ご来店いただいたのですが
いつもパワーを感じ 不思議なものを感じる方です。
数秘術(カバラ)というものに精通されているのですが
実際 ご自分の周りでも 笑ってしまうような不思議なエピソードが多くあります。

お話しするだけでも楽しいと思いますよ。

夏の初めの鎌倉
散歩代わりにフラリといかがでしょう。
私も新しいアトリエ 秋ぐらいにお邪魔しようと思います。

何か新しいことに出会えそうな
何か新しいことを探している

そういう時パワースポットになるのではないでしょうか・・・。

http://www.sakuraco-lab.com/