Diary 2008. 6
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6月2日 (月)  『旅』

こんにちは。
関東も梅雨入りした日の書き込みです。

引退から 私的にあまり良い印象のなかった中田 英寿の番組を見ました。
http://www.ntv.co.jp/nakata/
突然の自分探しの旅の始まりの引退表明も あまりに綺麗な文章に
メディアは賞賛していましたが 毒がなく優等生的な文章だと私は少しひいていました。

・・・が やはり番組上なのか 彼の思惑なのか それは知りえませんが
やはり魅力のあるオーラを認めざるを得ない存在感がそこにありました。

かっこいいと素直に 言えるとはなんだろう理由は
自分がしてみたいことで 自分ができないこと出来ていないことをしていることにあると思う。

番組の中で 「旅とは そこの土地の人に触れ合って初めてわかること」と話していました。
それに共鳴する自分があります。
日本の 世界の どこを旅しても そこの土地の人と話をしなければ
触れ合わなければ そこの土地に触れたことにはならないと思うし 
旅とは言えないと思います。
旅とは 『そこに行く』ことではないということがわかっていることに悔しいけど共感するし
今 多くの人が国内外『旅行』していますが どれだけの人が『旅』をしているのか・・・。

最近 日本で活動していたボサノバシンガーのキャピタルが帰国しました。
ひょんなことで 数年前知り合いになり 帰国前に 家でパーティーをしました。
キャピタルに「なんで 日本語を勉強しようと思ったの?」という質問に
「家に来ていた(ホームステイ)日本人のお兄さんと話がしたかったから」と。

そうだよな。。。。
勉強とは テストや 受験のためにあるものではないことに 子どもの頃から 知ってもらいたい・・・感じて欲しい。


先日 群馬のマラソン大会に行ったのですが
閉会後のんびりしていたら 気付くと皆引きあえげていて 
その大会駐車場まで(1kmくらい)歩いていたら
通りすがりのマイクロバスの人が 「どこの駐車場まで行くの?」ともう引き上げる途中に 拾ってくれました。
遠くまで 大会に来て レースの疲れも 和む人の優しさでした。

それも 『旅』だったのかな

そんなことを書き込みながら こんなことも思い出します。

いろんなところを バイクで周って
そういえば 思い出すのは 綺麗な風景もあるけれど
居酒屋の人や 旅館の人 道をたずねたおまわりさん 宿の風呂で話した九州男児
焼きすぎのとうもろこしをおまけしてくれたおじさん
・・・当然そこには 景色より『人』がいるわけです。
バイクで鳥取の大山の景色を見に行ったのに 「お兄さんも一緒に入りなさいよ」と
見ず知らずの観光客の中に入って 記念撮影した事・・・。



番組終盤 中田は 「僕は 普通ですよ」と言う。

多くのいろんな環境で生きている人に触れてこそ出る 集約されたその言葉に
普通でない中田 英寿という男に 正直少し嫉妬さえするのでした。
















6月15日 (日)  最高の・・・

こんにちは。
肌寒い梅雨の日があると思うと 朝から公園でビールでも飲みたいようなさわやかな日もあったりで 
体も大変な時期ですね。
紫外線は マックスに強い時期なので 曇りでも気をつけて下さいね。

・・・で 最近ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン主演の『最高の人生の見つけ方』
を観ました。
この映画は 上映前から観たくて 観たくて・・・。

ストーリーは 癌宣告された二人が 人生を最後までどう過ごすか・・・というもの。

よく見るこの映画の説明のほとんどが
「余命をどう過ごすか・・」「やりたいことを余命中にし尽くす」などなど
私が「人生を最後までどう過ごすか」と書いたにはわけがあります。
だいいち 「余命」「余生」って?あまりの・・命??そんな表し方でいいの?

この映画の紹介されているサイトや文章の中でもこの言葉は多く出てきます。
人それぞれ 考え方はありますが どこで終わろうと 人生に余りの部分などないはずと私は思うからです。

映画の中でも 宣告についての意見は 二人とも違います。
ただ 以前観た『死ぬまでにしたい10のこと』とは この映画は大きく違いました。

『死ぬまでにしたい10のこと』は やり残したことを最後までにかなえていくという
あくまで個人的な観点(・・個ですね・・)から作られていると思ったのですが
今回の映画は 表面的には 夢の実現のように描かれていますが
本当の目的は かなえることでなく <気付く>こと。

そして 宣告されて 個になったとき 最後まで過ごせる 分かり合える人が 周りにいるのか・・・
あなたの周りにいますか?

家族にも 親友にもわからない苦しみ 悲しみ 楽しみを分かちあえる人が。
映画の中では幸いに その人を通して 本当に自分の人生に必要だった人に気付きます。

映画の中で 次々とかなえていく夢のほとんどは私にとっては どうでもいいことでしたし
そんなバカな・・ということだらけですが このテーマだけは大きく頭の中に広がりました。

・・・そして 思ったことはひとつ。
がんで亡くなった私の父は 最期まで気持ちは一人だったんだろうか・・・と。

『最高の人生の見つけ方』・・・私なら邦題『最高の人の見つけ方』気付き方』にしたいところですが
人生の見つけ方・・・そう!やっぱり<人生の『見つけ方』>ですね!
<本題の直訳は『棺桶リスト』だそうですが 私はこの邦題のほうが好きです>

宣告されて気付くのでなく 生きてるということは 皆 砂時計の砂は少なくなっているわけで。
・・でも その落ちる砂を 虹色にするのか・・・どんな色にするかはその人次第。
(最近の悲しい事件や震災や戦争・飢餓のニュースを見ると 
そうも行かないこともあります・・・)
 

とにかく 「役者やの〜〜」の二人の演技だけでもおすすめです。



人生 パワーが大事!
ということで 最近のパワーミュージックは 売れに売れているSuperfly

久々に ぐっと来る声!歌!うまい!です。
MISIAのような声のパワフルさと大好きなLOVE PSYCHEDELICO(ラブ サイケデリコ)的な音楽センス・・・
好きです・・・売れていても。
特に アルバムの中の『Hi-Five』はパワーもらいます。
(ちなみにHi-Fiveってハイタッチのこと)

でも 今日帰宅中のラジオでスパッと私を打ち抜いた まさに今日!
今日のようないい陽気の日には的な曲が流れました。
東京スカパラの『めくれたオレンジ』!!今年もやってきました スカの夏!ビール飲みたい!
自転車こぐ足も少しペースアップするのです。

・・・でも・・でも・・最近 耳に残るのは 「♪ポッポ〜! ポッポポポポ♪」

鼠先輩の『GIROPPON』
ムーディからはじまり ムード歌謡の時代が来るのか・・・こないよね。。。
http://jp.youtube.com/watch?v=z-bmn3sb0Qs&feature=related