Diary 2007. 3
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3月2日 (金)  今宵の出会い

こんにちは。
もう三月!ひな祭りです!
記録的な暖冬ということで 地球の危機を感じつつ花粉症の危機にも立ち向かっている今日この頃です。

梅祭りも終わった羽根木公園の中を歩きつつ
昼近くになり小腹が空いたので 園内の売店でカップヌードルを買ってベンチで食べました。
そういえば 先日 日清食品の創業者安藤百福氏の社葬が行われたと聞きました。
「チキンラーメン」の開発に成功し、その後「カップヌードル」を発売。
浅間山荘事件をきっかけにこれが話題になったのは有名な話ですよね。
享年九十六歳・・・すばらしい。
しかし 花粉症やアレルギーなど健康のためには添加物がどうのこうのと言っている割には
その開発者は九十六歳までとは・・・とカップヌードルをすすりながら思うのでした。

話は変わって 久々に下北沢をぶらぶら。
久々ということもあり「あれ・・こんなとこにこんな店が」・・とひょいと入った雑貨屋。
これがまた センスの良いものが並んでとても楽しい。
正直 男性が買える物は少ないのですが
フランスで買い付けしたような ボタンや帽子や髪飾りなど・・・そこに おっと!良いじゃんこのコップ。
というわけで フランスのアンティークなグラス2客ずつ購入。
なんとなく下北的な買い物に満足しつつ 何年ぶりかに歩いて家まで帰りました。

これまたお勧めな焼酎を割ってこのグラスでいただきました。
焼酎は 【明るい農村】黄金はつだれ
自由が丘の山屋で購入したのですが ここがまた良い店なんです。
普通に焼酎の価格で売っていますし(東京の焼酎価格は異常のようです)
つまみになるような 珍味も多く置いているのも楽しい。
私のお勧めは 固い豆腐を4ヶ月間味噌もろみで漬け込んだ豆酩 
チーズみたいで・・・そうでない・・・とにかく食べてみて。
あと ここはいろんなメッセージを入れられる酒瓶が買えるので贈り物にも良いですよ。

それでは!





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3月29日 (木)  『ashes and snow』

こんにちは。
急に暑いくらいの陽気に 桜もビックリ開花。
週末の天気にもよりますが 来週くらい花見ができるかな・・。
去年も風が強くてその後雨で 桜の時期が短かったですよね。
今年はどうだか・・・。
でも最近ことに気候の変化の激しさを感じます。
先日の能登の地震もそうですが やはり地球の何か警告なのかもしれませんね。

そんな地球環境的なテーマもつながりがあるような
ノマディック美術館お台場でしている『ashes and snow』を観てきました。
以前ラジオでコマーシャルしているのを聞いて始まるまで楽しみにしていました。
http://www.ashesandsnow.org/jp/index.php?page=/tokyo.php

その開催場であるノマディック(遊牧)美術館は、
建築家 坂茂が設計した移動式の展覧会場で鉄製貨物コンテナを積み重ね、
リサイクルや再利用できる材料で組み合わせているようです。
ashes and snowは、グレゴリー・コルベールが手がけた布にプリントとした
100枚を超える大型写真作品もすばらしいのですが
俳優の渡辺謙がナレーションを担当した長編映像が映像の迫力と美しさに
魅了されるとともにとても考えさせられました。
上映時間は1時間弱・・かな。でも会場の造りからなのか 気候のせいなのか足元から寒くなってきました。
後半は上着のジップを上まで上げ ひざをスリながら観ました。

会場に入るなり神殿のような空間につるされた写真は セピアの色の中に神秘性や野生の息吹を感じ 
それとともに大きな優しさを伝えてくれます。

あと私がすばらしいと感じたのは これ以上ないと思うような構成のバランス。
一枚一枚の構成・構図はそれが自然に出来たものとは思えないほどで
作品に費やした時間と苦労さえ感じ取れます。
全ての作品が 合成や手を加えたものでないと聞いて驚くばかりです。

今後 これらは更に作品を増やし メッセージを出し続けるそうです。

そこに居るということ。

人間は本当に都合の良い動物だと思います。
人間が居る場所が増えるほど 居させてもらうというより
生き物をいさせるという感覚が 普通になってしまいました。
人間の感情を満たす為の 道具となってしまった感もある現在では
いろんな言い訳をしたところで それは人間の勝手な解釈であるに過ぎないと思います。
確かにそこに 居させられた動物は人間と良い関係をもつことも出来ます。
ただ それはあくまで人間の都合であることは否めないですし
ディズニー映画のように人間の感覚・感情・社会をそのまま投影するのも
本当におかしなことです。

私自身 小さなころから家に犬や小動物はいたし 動物園や水族館に行ったりしましたが
最近 ひとつのブームやビジネスなっていると どうしてもこういう構図は疑問に思うことが多いです・・・。
もっと人間と動物が自然な環境の中で居られることはもう無理なことなのでしょうか・・・
あまりに極論的な理想ではありますが 動物が好きな人ほど観てもらいたい展覧会でした。
6月24日(日)までしているので是非!

最後にどうでもいい話。
最近ラジオでアヴリル・ラヴィーンの新曲『ガールフレンド』がかかるのですが
いつも私の頭の中では ゴリエが踊っているのです・・・・。

それでは。










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