Diary 2006. 4
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4月9日 (日)  無題

こんにちは。
東京は花見ももうやや終わり。葉桜も顔を出しています。
新生活を始めた方も多いのではないでしょうか。
電車に乗ると 真新しいス−ツになんだかピカピカの合わない鞄を持っている人をよく目にします。
これから暑くなり そんなス−ツも慣れたころにはヨレヨレになっていくのかな・・・。

そんな いろんなことが芽吹いてくる季節に
知っている方の訃報を聞きました。
とても気になっていた方だったのですが・・・。
訃報を聞く前夜 私はその方と夢の中で花見をしました。
翌朝 その夢を見てどうしても気になったので メ−ルを出そうとしたらいきなりの訃報でした。

私も いろんな不思議な体験や生死に関して聞いたり読んだりします。
「そんな馬鹿な・・・」と思うことがほとんどですが
心情によっては「そんなこともあるかもね・・・」という時もあります。

人の体ってなんだろうと思うときがあります。

ある話では
体の7割は水・・・。
ほとんどのものは 水が形を変えたもの・・・
だから それはまた一つの固体を終わっても水が浄化し また液体に戻るように
形を変えて地上を巡っている・・・だとか。

人間のたんぱく質は 3ヶ月から1年で そのほとんどが分子レベルで新しいものに変わるらしい。
要は 人間は約1年で その体のほとんどは別の新しい細胞に代わっている・・・
別の体になっているということ?意識以外・・・。
極端にそんなことはないにしろ ポジティブに考えれば 意固地にならずに 何か新しい自分を求めるとか
新しいことを始めるとか リセットしやすいように思えますよね。

宗教・医学・生物学や宇宙にいたるまで いろんな分野で 生と死を考えて 調べているんでしょうけれど
その最初と最後は ほとんどはわかっていません。
受精した受精卵は 細胞分裂していくのですが その過程で その生き物の形になるところはよくわかってないといいますし
もちろん 死を迎える時の意識の行方はわかっていません。

その後や先は 誰もわかることは出来ないのかもしれません。
たとえ 今その答えを言う人がいたとしても 私がそれを受け入れるかどうか。

先日面白いことを聞きました。あの昆虫記を書いたファーブルは「命は胃袋にある」と言ったそうです。
生物は、他の生物を食べ、胃袋で消化して、自分の体の一部に・・・。
大きなものが小さなものを食べ またそれより大きなものがそれを食べ
その世界が巡っている・・・という訳でしょうけど
今の世界 人間で その胃袋は止まっています。
そのうち 全てを食べつくしたその巨大になりすぎた胃袋は バランスを崩して 
自らの胃に穴を開けてしまうのでしょう。

食に関しての認識も 個々に違うものですが
こんなことを言った哲学者がいます。
「食は 何を食べたいかではなく 誰と食べたいかである」
今 お金を払えば 大抵のものが食べられる 手に入る時代に
ソフトな面こそ 充実した満たされた気持ちが必要になるんではないでしょうか。

夢の中 桜の木の下で お重を広げてくれ 勧めてくださった笑顔がどうしても
自分の中で悔やまれてならない。

それでは。




4月19日 (水)  音楽

こんにちは。
四月も半ばを過ぎて 上着も一枚少なくなってきました。
今年は 例年になく花粉症の症状もなく こんな快適な4月ははじめてかも・・・ということで
先日 久々キャピタルのライブに出かけました。
福井に行ってから久しぶりの東京でのキャピタルとの再会も楽しかったのですが
今回は 以前知り合った パンデイロ奏者の飯島ゆかりさんとも再会できて楽しいライブでした。
多くのア−テイストたちとお話をしていると 何か作りたくなるのは必然的なことかもしれませんが
季節的にも 春というのは行動を起こさせてくれるものです。

今回新たに フル−ティストの深津純子さんと知り合うことができました。
千葉(館山)と東京を行き来しながら活動をされていて 
最近ブラジルに行った時の話や 音楽から広がる関係などいろいろと楽しい話を聞けました。
彼女のアルバムをMP3で聞かせてもらって 是非購入しようと帰宅後調べてみたら
あの【FINO】のアルバムにも参加するような有名な方だったんですね・・・
・ ・・後から知る・・知らぬが仏?・・最近そういうの多いかも・・・。
でもやはり そんな有名な人でも 食事しながら飲みながら楽しい時間を過ごせる空間は大事にしたいものです。

CDといえば アル−のゲストでもある田坂香代子さんのボサノバのアルバムも2月に発売になりました!
スタンダ−ドでなじみのあるナンバーを やさしい歌声で聞かせてくれます。
HMVのワ−ルドコ−ナ−で購入もできるので ぜひチェックしてみてください!

最近よく聞く ベント・ファブリック。
81歳でピアニストですからね・・!それもあの迫力。
その上 40歳年下の奥さんと・・回目の結婚。
確かにクラブ&ジャズ&ロックとあらゆるジャンルがミックスされたような
ク−ルな音楽をするかっこいいおじいちゃんなら当然かも。
こんなバイタリティ−をいつまでも持ち続けたいものだ・・・。
何か楽器でも始めようかな・・・なんだか音楽がしたくなってむずむずする春の日です。
それでは!


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