Diary 2012. 3
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3月27日 (火)  報道写真について

先日 まだ少し寒い朝 ラジオを聴きながらのジョグ通。
お休みの 別所哲也さんに代わって カメラマンの安田菜津紀さんが
ナビゲーターをしていました。
私は 彼女のことは知りませんでしたが
会話の中で出てくる 彼女の言葉が好きだったので
店に着くなり パソコンで彼女のオフィシャルページを検索しました。

私は あまり報道写真は好きではありませんが
彼女の撮る写真の子供たちの表情は 何とも言えず自然で
よくある野犬のようなまなざしの子供には見えませんでした。

すぐに Amazonで彼女のかかわっている本を買いました。

話を聞いていて 興味を引いた言葉が
「シャッターを切る時間は少ないですね。 
写真を撮る時間より一緒に過ごす時間を大切にしています」と。
彼女は 撮影場所の人から 
「また 撮りに来てね」と言われるという。

東北の被災地でも彼女は シャッター切っている。

報道写真は 無理やり現状を剥ぎ取るような感じがして
いい写真が欲しい 決定的な一瞬が
この場に及んで自己表現・・・
なんだか 人の不幸や惨事を自分の表現にしているのが どうもすきになれない理由です。

そういう感じが 彼女の写真からはなかった。

どちらにしても写真である限り そこにその現実があるのだが
こういうカメラマンが増えると 報道のありかたも少し変わるのかもと思う。



それにしても この度 変えたセット椅子は 座り心地がいいです。
ジョグ通した 少し余裕のある朝は
申し訳ありませんが オープン前の時間
セット椅子に座り ゆっくりコーヒーを飲みながら
本を読むのが 最近お気に入りの朝のひと時です。

三寒四温 もうすこしで春らしくなりそうですね。






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