Diary 2010. 3
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3月9日 (火)  アカデミーをみて

今日 夕方からみぞれ・・・雪・・・もう三月というのに

毎年思うのですが 本当に3月までは時間が急速にながれているよう
おたおたしてると 「良いお年を!」なんてことになりかねませんね

今年は少しは書き込みも多くしようと思ったのですが
こうして ゆっくりパソコンに向かう時間もない毎日。。。
Twitterのようにつぶやいていこうかな(Twitterはしてないけど)

昨日は アカデミーでしたね
「アバター」は3Dで観たのですが「ハート・ロッカー」是非観てみたい作品!

皆さんは 「アバター」観ました?
お客様ともよくこの話題は出るのですが
私の感想は 「ダンス・ウィズ・ウルブズ」と「もののけ姫」を足してわったような
ストーリー的にはよくあるお話
それゆえに 映像のみといってよいくらいの映像美
(これは TVでみても意味ないでしょうね 3DTVでも)

でも500年経っても 軍服は変わらないんだな・・とか
Tシャツはないんじゃないの・・・とか

先日 どこかのお偉い人の研究発表で 光速に実際になると
瞬間的に生物は死ぬとか・・・
それを言っちゃぁ〜全てのSFはなくなります
(ちなみに「アバター」の設定は目的地の星まで
五光年を五年で行ったわけで・・・光速じゃん。。。)

・・・と派手な作品とともに 日本でも話題になりそうなのが
長編ドキュメンタリー賞を受賞した「ザ・コーブ」
和歌山・太地町のイルカ漁を批判したもので、隠し撮りなどで
地元ともめた曰く付きの作品。

このイルカを食べるという事に関しては 
日本国内でも賛否が割れそうだが
何を食べるにしても 生き物を食べるということは
全てが神聖なものであり 全てが残酷でもあると思います。

昔 エスキモーが アザラシや鯨の漁で野蛮だといわれたこともありましたが
私は 人間という生き物が生きるために 必要な分だけ命をもらうことは
とても野蛮とは思いません。
無駄に殺すことが全て野蛮なことであるように思います。

先日 写真家の大西暢夫さんが かわいい豚の表紙の
「ぶたにく」という本を出しました。
これも 命をいただく「いただきます」ということを
再認識させられる本だと思います。

こういう話題が出ると すぐにベジタリアン・・・的な話になりますが
私は そういうものではないと思うんです。

「ザ・コーブ」のルイ・シホヨス監督は
「これは日本へのラブレターだ」と言っていましたが
大量生産 大量消費のアメリカこそもう一度 
食に関して考え直した方が良いのでは
マクドナルドやコストコをみればわかること。

この映画の感想が
「日本人ってむごいことをする!」
「イルカなんて食べなくてもいいのに」
なんていう話題しか提供しないようでは
あまりに 意味のない 薄っぺらな作品ですね。

日本が 世界がアメリカナイズされている中で
 世界のラブレターになることを望みます。









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